中日・立浪監督 今季10度目の零敗「力不足なので、悔しさを持って」石川昂ら選手の奮起に期待

[ 2023年5月10日 22:24 ]

セ・リーグ   中日0-4広島 ( 2023年5月10日    バンテリンD )

交代を告げベンチに戻る立浪監督(撮影・椎名 航)
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 中日が10日の広島戦に0-4で敗れ、今季31試合目で早くも10度目の零敗を喫した。中日戦に好相性の広島・九里を攻めあぐね、完封を許した。

 この日は調子の上がらないビシエドを抹消し、代わりに昇格させた2年目の鵜飼を「6番・右翼」で先発起用。大島をスタメンから外すなど大胆な打線改造で臨んだが、白星には結びつかなかった。

 立浪監督は試合後「先制のチャンスはあったんですけどね。鵜飼が難しい球に手を出してしまったということですけど、鵜飼だけの責任ではなくて全体的に攻略できなかった」と、2回の1死三塁などで先手を奪えず、九里を攻略できなかったことに肩を落とした。

 これで2試合連続の零敗。現在シーズン46度の零敗ペースで進んでおり、プロ野球記録(56年・大洋、東映の31度)を更新する可能性がある。

 同監督は「まだまだみんな、石川が4番を打っているけど、力不足なので、悔しさを持って、やっていってもらえたら。また取り返す、そういう気持ちで本当のレギュラーになっていかないと」と奮起を期待していた。

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