エンゼルス・大谷翔平は5回まで3失点 元同僚・マルドナドに一発浴び逆転許す 中指気にする素振りも

[ 2023年5月10日 11:50 ]

ア・リーグ   エンゼルス-アストロズ ( 2023年5月9日    アナハイム )

<エンゼルス・アストロズ>力投する大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が9日(日本時間10日)、本拠地アナハイムでのアストロズ戦に「3番・投手兼DH」の二刀流で今季8度目の先発登板。5回まで3失点と奮闘した。

 初回、先頭・デュボンを空振り三振に打ち取り、メジャー通算501奪三振でベーブ・ルースに並んだ大谷。2回1死からはペーニャを空振り三振に仕留め、ついにベーブ・ルースを超えた。3回2死からブレグマンにこの試合初安打となる左前打を許したが、アルバレスを二ゴロに打ち取りピンチの芽を摘んだ。

 ところが、1-0の5回1死二塁からメジャーデビュー戦でバッテリーを組んだ元同僚・マルドナドに2ランを被弾し逆転を許した。右手中指を気にする素振りを見せたが続投した大谷はさらに、デュボン、ブレグマン、アルバレスにも3連打を浴び失点。それでも後続を断ち、大量失点だけは防いだ。

 この試合、マスクを被ったのは傘下3Aから昇格したばかりのクリス・オーキー捕手(28)。昨季レッズで7試合に出場した経験を持つが、エンゼルスとマイナー契約を結んだのは3月30日で大谷の投球はこれまでブルペンも含め1球も受けたことがなかったが、オハピーが左肩を負傷、ウォラクも首を痛め負傷者リスト入りしたことで急造バッテリーとなった。

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