【広島・九里と一問一答】竜の本拠地で17回連続無失点「また、機会があればしっかり抑えられるように」

[ 2023年5月10日 21:41 ]

セ・リーグ   広島4-0中日 ( 2023年5月10日    バンテリンD )

完封勝利を挙げ、ガッツポーズする九里(撮影・椎名 航)
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 広島の九里亜蓮投手(31)が10日の中日戦に先発し、今季初完封で2勝目を挙げた。今季最多118球の熱投だった。

 この日は2、3、4、6、8回といずれも先頭打者を出したが、無失点で切り抜けた。

 中日相手には、とにかく強い。21年から5連勝中で、今季はここまで2試合に登板して1勝0敗。4月11日の対戦は8回無失点、同27日は7回1失点(自責点0)と、対戦防御率は0・00だった。

 その相性通りに最後まで投げ抜き、4安打無失点。20年9月28日のDeNA戦以来、954日ぶりの完封を達成した。

 以下、試合後の九里のヒーローインタビュー。

 ―2020年以来の完封。
 「最後も3人できって、0点で抑えることができてよかったです」

 ―前回3日のDeNA戦は敗戦投手だった。
 「先に点を与えないようにと思ったが、先に野手の皆さんが点を取ってくださった。楽な状況で投げさせてもらったので、すごく気持ちは楽だった」

 ―ゴロアウト13個、2併殺と本領発揮した。
 「先頭を出したり、ピンチもあったのですが、野手の皆様が守ってくれて、0点で抑えられた」

 ―今季はバンテリンドームで17回無失点。
 「特に気にしていない。また、投げる機会があればしっかり抑えられるように頑張ります」

 ―チームは1カ月ぶりのカード勝ち越し。
 「本当にチームが勝ててよかったです」

 ―次回に向けては。
 「きょうと同じように、チームが勝てるような投球ができるように準備していきたいと思います」

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