WBC米国代表のデローサ監督が大谷登板日を予測「WBCの準々決勝で登板するだろう」

[ 2023年2月15日 11:44 ]

WBCアメリカチームのデローサ監督
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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の米国代表監督マーク・デローサ(47)が14日(日本時間15日)ニューヨークポスト紙のポッドキャストに登場、ジョエル・シャーマン、ジョン・ヘイマン両記者のインタビューを受けた。

 豪華メンバーが揃った野手に比べ、先発投手はトッププレーヤーが少ないが、デローサ監督は「全てのチームに連絡を取り、誰に出て欲しいかは伝えたが、投手は難しい。球団はワールドシリーズに勝つために頑張っているし、巨額の投資もしている。球団の立場は理解できる」とトップ投手の勧誘がうまくいかなかったことを認めた。

 ホワイトソックスのディラン・シース投手(27)が参加できればよかったが、「まだ大きな契約をする前の選手だから」という球団や代理人サイドの説明だった。ジャスティン・バーランダー投手(39)については「昨季はトミージョン手術明けで、ワールドシリーズまで投げたから」と本人が話したという。とはいえ、デローサ監督は今いる投手でしっかり準備を進めていると言う。

 デローサは09年の大会に選手として出場したが、「あの時はみんな準備不足だった。ジェイク・ピービーは3度目か4度目のブルペンに入る段階で実戦に臨んだ。しかし今回だと、アダム・ウエインライトはすでにブルペンで60球から70球を投げていると言っている」と明かす。加えて、メンバー全員の監督とコーチに電話をし、どう起用すれば一番うまく力を引き出せるかアドバイスを求めたという。「みんなたくさんのことを教えてくれたし、ロイヤルズは期待の若手ロバート・ウィットやブラディ・シンガーを大事な場面で使って欲しいととても協力的だった」と感謝する。

 ライバルとなる侍ジャパンについては「日本には素晴らしいプレーヤーがたくさんおり、大谷翔平は世界で最高の野球選手。WBCでも登板するし、準々決勝で投げると予測している」と話した。

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2023年2月15日のニュース