広島　日南1次キャンプ打ち上げ　最後は手締めではなく肩組んで円陣！菊池涼「さあ行こう！」

＜広島　日南春季キャンプ＞ナインと肩を組み、円陣で日南キャンプを打ち上げた新井監督（左から4人目）ら（撮影・平嶋　理子）
Photo By スポニチ

　広島が15日、今月1日から天福球場を拠点とした宮崎・日南1次キャンプを打ち上げた。

　新井監督就任1年目の春を一目見ようと、多くの観客が天福球場を訪れて活気づいた。投手では、大瀬良大地投手（31）が順調な調整ぶりをアピールし、野手では高卒4年目の韮沢雄也内野手（21）や同2年目の田村俊介外野手（19）ら若手が存在感を示した。

　打ち上げ日の挨拶は、菊池涼介内野手（32）が務めた。マウンドの中央付近に立ち、「藤井ヘッドが言ったように一人一人が明確な目標を持ち、自分のためではなく、チームが勝つために何ができるか、どうしなければいけないのか、各自がしっかり考えて行動しましょう」と呼びかけた。

　さらに「優勝、狙えると思います。8月後半、今の調整では監督を胴上げできません。しっかり8月後半から9月にかけてダイエットをしてもらい、軽々上げられるように、監督お願いします」と新井監督を促すと、指揮官は両手でマルをつくって笑顔で呼応した。

　最後は恒例の手締めを行わず、「いつもは一本締めで終わっていますが、ここ数年流れが悪いので、沖縄に行くということも兼ねて、みんなで肩を組んで“さあ行こう”で終わりたいと思います。一丸になって沖縄に行って、頑張りましょう。さあ行こう！」とナインに結束を呼びかけて日南を離れた。