ヤクルト・村上 貫禄の今季初安打 侍の4番へ、着実一歩

[ 2023年2月15日 14:04 ]

練習試合   ヤクルトーロッテ ( 2023年2月15日    糸満 )

<ロ・ヤ>4回1死二塁から村上は右前タイムリー(撮影・長久保 豊)
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 ヤクルト・村上宗隆内野手(23)が15日、練習試合・ロッテ戦(糸満)に「4番DH」でスタメン出場。4回の第2打席で“今季初安打”を放った。

 2回無死からの第1打席は佐々木朗の160キロ直球の前に空振り三振。佐々木朗は2回終了でマウンドを降りたため“リベンジ”はならなかったが、第2打席で確実に修正。0-4の4回1死二塁、ロッテ3番手・二木のフォークボールを叩き、鋭い打球で一、二塁間を破る右前打を放った。対外試合2試合、4打席目での“今季初安打”となった。

 昨季、プロ野球記録となる5打席連続本塁打、日本選手最多の56本塁打、史上最年少22歳での3冠王など、球史に残る数々の偉業を達成。圧倒的な存在感、類まれな勝負強さに“村神様”と呼ばれた。「日本の4番を打ちたい」と公言する男。目標に向かって、確実に状態を上げてきた。

 前日14日は全体練習後に、室内で打撃練習を40分間“おかわり”。打撃投手を相手に約150スイングし、試合に備えた。2021年にプロ初被弾を浴びせた佐々木朗との対決については「対戦できることは凄く楽しみですけれど…」と笑いながらも「まだ(実戦)2試合目なので、しっかり振れるようにやっていきたい」と堅実に現状でのテーマを掲げていた。

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