ヤクルト・村上宗隆 佐々木朗希に脱帽 160キロ空振り三振に「仕上がってるなと思いました」

[ 2023年2月15日 18:12 ]

練習試合   ヤクルト4ー6ロッテ ( 2023年2月15日    糸満 )

<練習試合 ロ・ヤ>4回、村上は適時打を放つ(撮影・沢田 明徳)
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 ヤクルト・村上宗隆内野手(23)が15日、練習試合・ロッテ戦(糸満)に「4番DH」でスタメン出場。2回無死からの第1打席でともにワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の侍ジャパンに選出されているロッテ・佐々木朗希投手(21)の160キロ直球に空振り三振に倒れた。

 「侍対決」を制することはできなかった。0-0の2回無死、カウント1-2から佐々木朗の真ん中160キロ直球の前に空振り三振。佐々木朗は2回終了でマウンドを降りたため“リベンジ”はならなかった。「いや、もう仕上がってるなと思って」。強烈な印象が残った160キロだった。

 しかし“村神様”はそれだけでは終わらない。0-4の4回1死二塁、ロッテ3番手・二木のフォークボールを叩き、鋭い打球で一、二塁間を破る右前打。対外試合2試合、4打席目で“今季初安打”を放った。「1本出たということは良かったと思います」と収穫を手に、試合を終えた。

 17日から侍ジャパンの強化合宿が始まる。「チーム全員が一丸となるためには若いところから、年上の方までチーム一丸となって戦わないといけないと思いますし、そういう意味でこう若いですけど引っ張って行けたらと思っています」。「日本の4番を打ちたい」と公言する男は、強い気持ちと覚悟を胸に、宮崎へと向かう。

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