阪神・浜地　昨季超えへ上々初実戦　岡田監督が直球高評価「タイミング取りづらいんやろな」

実戦形式の打撃練習でマウンドに上がった浜地（撮影・岸　良祐）
Photo By スポニチ

　勝利の方程式の一角として期待がかかる阪神・浜地が実戦形式の打撃練習で今春初めて打者に投げた。島田、原口、板山とそれぞれ2打席ずつ対戦。安打性の当たりは一本も許さなかった。

　「思ったより投げられたというのが率直な感想。直球に強い3人が並んでいたので、いい指標になると思っていた。直球に強い原口さんから空振りを取れたのは収穫かなと思う」

　打撃ケージの後ろにいた岡田監督にも「初めて後ろから打者の反応を見たけど、真っすぐ、タイミングが取りづらいんやろな。小さなテイクバックでボールが（予想以上に）伸びるんやろな」と直球を高評価された。カットボールなどの変化球の手応えも「思ったよりも扱えた」と上々。52試合で防御率1・14だった昨季を上回る活躍へ、好スタートを切った。