ソフトB・的山コーチも悲痛「凄くいい投手だった」　近鉄時代、入来さんとバッテリー

ヤクルト時代の入来智さん
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　近鉄、巨人などで投手として活躍し、NPB通算35勝をマークした入来智（いりき・さとし）さんが10日に交通事故のため55歳で死去したことを受け、近鉄時代にバッテリーを組んだソフトバンクの的山哲也バッテリーコーチ（52）が故人を追悼した。

　「本当にびっくりしている、言葉にならない。凄くいい投手だった。球の切れやスライダーに特徴があって、最初のころは捕ることができなかった」と3学年上にあたる入来さんとの突然の別れに声を振り絞った。

　入来さんは10日午後9時50分ごろ、軽自動車を運転して都城市野々美谷町の市道を走行中に普通乗用車と衝突。病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。

　NPBで最後に所属したヤクルトの発表によると、死因は交通事故による重症頭部外傷。通夜は12日午後5時から、葬儀・告別式は13日午前11時から平成会館（宮崎県都城市鷹尾1－23－19）で行われ、父・喜門さんが喪主を務める。