侍ジャパン　B組最大のライバル・韓国を大谷が斬る！

侍ジャパンの大谷翔平
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　3月のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に出場する20チームの代表選手が、9日（日本時間10日）に発表された。大リーグからは日本の大谷翔平投手（28＝エンゼルス）や米国主将のマイク・トラウト外野手（31＝同）ら8人のMVP受賞者がそろう豪華な顔触れ。

　B組の日本の最大のライバルは、やはり韓国。08年北京五輪で日本を苦しめた左腕・金広鉉（キムグアンヒョン）（SSG）がカージナルスを経て韓国球界に復帰し、昨季13勝と復活した。21年夏の東京五輪準決勝で先発したサイドスロー右腕の高永表（コヨンピョ）（KT）らとともに、要警戒の選手だ。準々決勝と同様に重要な一戦で、大谷（エンゼルス）の先発も予想される。

　野手陣ではダルビッシュの同僚である遊撃手・金河成（キムハソン）（パドレス）、ヌートバーのチームメートであるエドマン（カージナルス）も参戦する。左のパワーヒッター・崔志万（チェジマン）（パイレーツ）は不参加となったものの、白熱した戦いが見込まれる。

　昨年11月の強化試合で対戦したオーストラリアは、21年セーブ王のホワイトソックスの守護神ヘンドリックスが出場できず、苦戦しそうだ。チェコ、中国の力は他と比べて落ちるが、チェコはヤンキース時代の田中将（現楽天）から本塁打を放ったこともあるベテラン内野手ソガードが参戦する。