広島・新井監督　12日紅白戦はサインプレー実施　“積極走塁”浸透ぶり見極める

紅白戦でサインプレーを実施する広島・新井監督
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　広島が12日に今春初の紅白戦を実施する。サインプレーを取り入れる方針で、新井監督の掲げる積極姿勢が展開されそうだ。

　「投手、野手ともにどのような動きを見せてくれるのか、結果も内容もしっかりと見ていきたい」

　指揮官は本格的な実戦を心待ちにした。昨季、12球団最少かつ球団ワーストの26盗塁に終わった反省を踏まえて、今キャンプでは積極的な走塁の意識づけを徹底。赤松外野守備走塁コーチは「盗塁のサインや複雑なサインも出す」とし、浸透ぶりを見極める。

　12日は秋山をはじめ、新助っ人・デビッドソンなど、主力級も含めた1軍同行メンバーで行われ、13日は2軍から4、5人が参戦予定。2次キャンプ地の沖縄行きをかけた競争も本格化するだけに、藤井ヘッドコーチは「思い切ってやってほしい」と期待した。