【木田画伯の球界絵日記】昨季限りで引退長谷川氏と片岡氏らの力に感謝

[ 2023年2月11日 06:00 ]

昨季限りで現役引退した長谷川凌汰氏と片岡奨人氏の現在を描いた木田画伯
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 春季キャンプの休日恒例となった日本ハム・木田優夫2軍監督(54)による今回の「木田画伯の球界絵日記」は、昨季限りで現役引退した長谷川凌汰氏(27)と片岡奨人氏(25)について。同期入団の2人は今季からチームスタッフ、球団職員となって新たな形で仲間入り。充実したキャンプ生活を過ごすためには、たくさんの人たちの力が必要です。

 春季キャンプも第2クールが終了しましたが、ここまで雨の影響も少なく順調に練習メニューを消化できていると思います。キャンプが順調に進んでいるのは、天候だけではなく、スタッフや関係者の皆さんの力があってこそなのです。

 そして、そのスタッフの中には、去年まで現役でプレーしていた仲間もいます。今年からファームの打撃投手をしてくれているのは、長谷川凌汰氏です。そしてもう一人、去年まで外野手としてプレーしていた片岡奨人氏も球団職員としてサポートしてくれています。

 片岡氏は、北海道出身で、札幌日大から東日本国際大に進学して、卒業後、ファイターズに入団しています。去年、3年目で初めて1軍に上がり、初安打もマークしましたが、引退を決意しました。

 長谷川氏は、独立リーグのアルビレックス新潟から育成選手として入団して、一時は支配下選手になり1軍での登板も果たしていました。

 去年は故障もあり苦しいシーズンとなってしまい、引退を決断してチームスタッフとして働いてくれています。

 年齢は違いますが、ドラフト同期の2人が、チームをしっかりとサポートしてくれると思います。(日本ハム2軍監督)

 ▼日本ハムの2019年ドラフト (1)河野竜生(JFE西日本)、(2)立野和明(東海理化)、(3)上野響平(京都国際)、(4)鈴木健矢(JX―ENEOS)、(5)望月大希(創価大)、(6)梅林優貴(広島文化学園大)(7)片岡奨人(東日本国際大)、育成(1)宮田輝星(福岡大)、同(2)樋口龍之介(BC新潟)、同(3)長谷川凌汰(BC新潟)
※○数字は指名順位

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2023年2月11日のニュース