ダルビッシュ「ダメになったら潔く引こうとは思っている」「いまだに信じられない部分がすごくある」

[ 2023年2月11日 06:11 ]

会見したパドレスのダルビッシュ(AP)
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 ダルビッシュの主な一問一答は以下の通り。

 ――パドレスに今後6年間所属できることになった。
「もちろん年数とかもそうなんですけど、一回妻とオーナーさんとかAJプレラーさん、ジョシュさんとのミーティングにインバイトしてもらって、そこでかけていただいた言葉とかが自分たちの中ではすごく大きかったので。この6年とかそういうところにも表れていると思うんですけど。すごく信頼を感じたので、ここまで野球をやってきてよかったなと思います」

 ――どのくらいの間、今のパフォーマンスを続けられると思うか。
 「正直分からないです。いけるところまではいきたいと思いますし、ダメになったら潔く引こうとは思っているので。ただ去年やってきたようなことを、1日1日が最後だという気持ちでこれからもやっていきたいと思います」

 ――レンジャーズよりも長くパドレスに所属することになる。
 「もう そろそろ終わりかなと思っていたら、こんなにすごく長いこと、この球団にいさせていただけるということで、この環境とかを見ててもいまだに信じられない部分がすごくある。まだこれがみんなでドッキリを仕掛けてるってちょっと思っている(笑)」

 ――今後6年間サンディエゴで暮らすことになった。
 「やっぱり自分たちのフェーズとしても、一番大事な、お金がどうとかいうよりは、子供たちの教育環境であったりとか、家族の居住の環境というのは何より一番の優先事項なので。そういう意味でもこの6年、サンディエゴに野球をやりたいならずっといてもらってもいいですよっていうのは、この契約というのは自分たちにとってはすごく大きかったです」

 ――家族の反応は。
 「決まって、昨日とかもおめでとうって言っていただきましたけど。基本的に妻は年数とか、お金がどうとかっていうよりは、自分ができるのかというか、気持ち的にというところをすごく心配してくれていたんですけど。先を見ずにやっていきたいということで。15歳の息子に最初この契約をいただいたときにどう思うかって言った時に、『ほんとにパドレスこんなにするの』って言われて、『俺、当事者やからそんなこと言うのやめてくれ』って言ったんですけど。本人がこの契約を取るかっていうのを聞いたときに『取る』って言ったので自分たちはそれを決めました」 

 ――WBCで日本に戻るのはいつか。
 「サンデー(12日)」

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2023年2月11日のニュース