WBCのA組 オランダ・バレンティン現役ラスト舞台 キューバはモイネロらリリーフ陣強力

[ 2023年2月11日 05:25 ]

オランダ代表で現役最後の舞台となるバレンティン
Photo By スポニチ

 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する20チームの代表選手が、9日(日本時間10日)に発表された。大リーグからは日本の大谷翔平投手(28=エンゼルス)や米国主将のマイク・トラウト外野手(31=同)ら8人のMVP受賞者がそろう豪華な顔触れ。

 日本がB組を勝ち抜くと、準々決勝で対戦するのがこのA組の上位チームだ。過去2大会で4強に進出したオランダはヤクルトやソフトバンクでプレーしたバレンティンが、現役最後の舞台として参戦する予定。シーズン60本塁打のNPB記録を持つ大砲と、日本選手新記録の56発を昨季放った村上とのアーチ競演が実現するか。そのオランダは野手陣に高齢化が目立つがパドレスの主軸を張るボガーツらも名を連ね、やはり侮れない。

 メジャーへの選手流出により近年低迷していたキューバだが、米国に亡命していた選手の参加が認められ、ホワイトソックスの内野手モンカダと外野手ロベルトが参戦。かつての輝きを取り戻せるか注目される。R・マルティネスとY・ロドリゲス(ともに中日)、モイネロ(ソフトバンク)らNPB所属のリリーフ陣は強力だ。

 この両チームに絡んでくるのが呉念庭(ウーネンティン)(西武)、王柏融(ワンボーロン)(日本ハム)らが出場する台湾となりそうだ。

続きを表示

この記事のフォト

2023年2月11日のニュース