巨人・吉川「夢を持ち続けてほしい」 社会貢献活動の支援団体訪問

[ 2022年12月13日 20:04 ]

認定NPO法人フローレンス・赤坂代表理事から感謝状が贈られた巨人・吉川
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 夢を諦めなくて良い環境を――。巨人・吉川尚輝内野手(27)が13日、認定NPO法人フローレンスで食品無料配送の箱詰め作業を体験した。今季から盗塁数と得点数の合計に1万円をかけた金額を、経済的に困窮する家庭を支援する同団体へ寄付しており、支援の一環として訪問。実際に家庭へ送られる食品を詰めて「こういう形でやっているんだなと実感した」と話した。

 「何かしらの家庭事情で(野球を)辞めざるを得ない人を凄く見てきた。夢を持ち続けてほしい」

 中学時代に所属した羽島フジボーイズでは父が監督を務めており「自分より上手な子が“辞めるんだよね”って。そういう電話を聞いたりしたり、話を聞いていた」。自身は「プロ野球選手になりたい」という夢を叶え、1軍で活躍。「小さい子たちはいろいろな夢を持っていると思う。こういう活動して、僕たちがが少しでもサポートしていければなと思う」と語った。

 今季は16盗塁、64得点ともに自己最多を記録も、来季は「今年以上」とさらなる支援を約束。「本当にどんどん、より多く盗塁していきたい。本当に多くのホームベースを踏むことはチームにとってもプラスですし、自分にもプラスになるので頑張りたい」と意気込んだ。

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2022年12月13日のニュース