ソフトバンク栗原は1000万円減の7000万円 来季は挑戦中のサードで復活示すと誓う

[ 2022年12月13日 14:49 ]

ソフトバンク栗原
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 ソフトバンクの栗原陵矢外野手(26)が13日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1000万円減の年俸7000万円(金額は推定)でサインし、「今年一年何もできてないので、それは当たり前だなと思った」と話した。

 開幕直後に大けがに見舞われ、苦しい一年だった。今季は開幕から5番を任され、3月30日のロッテ戦(ZOZOマリン)の左翼守備で左膝を負傷。4月に左膝の前十字じん帯再建と関節外側半月板を縫合する手術を受けた。その後は長く苦しいリハビリを余儀なくされ、「あまり変化分からないリハビリ続き、難しかった」と振り返った。

 患部は順調に回復して、今秋キャンプに参加して復活への道しるべを示した。チームの元気印だった松田が巨人へ移籍し、三塁に本格的に挑戦中。「絶対的な選手だった松田さん抜けたことはチームにとって大きい。その中でグラウンドで自分の存在感出したい」とベテランが抜けた穴を埋める活躍を期している。

 日本ハムから近藤がFA加入することが決まり、チーム内の争いは激しくなる。「打撃職人という感じ。誰がどうみてもいいバッター間違いない。自分に生かせるものを盗んでいきたい」と貪欲に話し、「何もチームに貢献できず悔しいシーズンだった。その借りは返したい」と巻き返しを誓った。

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2022年12月13日のニュース