日本ハム・万波 単身渡米で「秘密の特訓」から帰国 自身初海外はトラブルの連続で「洗礼を浴びました」

[ 2022年12月13日 19:44 ]

日本ハムの万波
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 日本ハムの万波中正外野手(22)が13日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で自主トレを行い、12月上旬に単身渡米して「秘密の特訓」を行ったことを明かした。

 場所などの詳細は伏せたが、新型コロナウイルスの感染状況も落ち着いてきたことから「いいタイミングと思った」と球団の許可を得て、4日に出発し、11日に帰国するまで約1週間米国でトレーニングを行った。自身初の海外渡航とあり、出発時は手荷物検査で機内持ち込み不可の荷物を持っていたり、帰国の際も自身の勘違いによる入国手続きのミスで予定していた飛行機に搭乗できずに延泊を強いられるなど「ハプニングの連続でした」と苦笑い。それでも「文化の違いを多少なりとも感じられた。日本のご飯がおいしいなというのが一番の感想。いろいろ食べたけど、日本が一番いいな。マジで飯がうまい。海外の洗礼を浴びました。いろんなことを学んで、初めてのことばかりでいい時間になりました」と笑顔で振り返った。

 米国のトレーニング施設では、18年にレッドソックスで首位打者を獲得してMVPを獲得した、ドジャース・ベッツも目の前で練習。「完全にファンでした。やべーって。凄く動きが柔らかくてなめらか。超刺激を受けました」と大興奮だった。施設では主に打撃フォームを見直すために動作解析なども行い「体をしっかり回すことの重要性や、自分ができていないことが明確になった。いろいろ機械で測定して正確に知ることができたのが大きい」とうなずいた。また、木製や金属など長さや重さ、重心が違う5、6種類のバットを10万円超で自費購入。「矯正していく道具です」と説明した。

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2022年12月13日のニュース