阪神ドラ6・富田が下克上誓う「順位は関係ないと、これから入ってくる人たちに伝えられるような選手に」

[ 2022年12月13日 05:15 ]

青柳がつけていた背番号50を継承した富田(撮影・北條 貴史)
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 阪神のドラフト6位・富田は背番号が青柳の出世番号「50」に決定。入団会見では右腕同様、下位指名からの下克上を誓った。

 「青柳投手がつけていた番号ということで、重みを感じる。出世番号だったと言ってもらえるように頑張りたい」

 前任者の青柳はドラフト5位での入団だったが、今季も投手3冠に輝くなど猛虎のエース。来季から17番に変更となることを受け、富田が禅譲される形となった。

 この日の夜には青柳からインスタグラムのストーリーズを通して「早く富田くんの番号にしてください」と激励のメッセージが届いた。これに、すぐさま反応。「とてもうれしい言葉ありがとうございます。青柳投手が7年間つけていた番号、誇りを持って頑張ります」とSNS上でやり取りした。

 青柳はもちろん、誰からも系譜を継ぐ活躍を期待されている。「(指名)順位は関係ないと、これから入ってくる人たちに伝えられるような選手になりたい」。強い覚悟を胸に、“サクセスストーリー”を夢見た。(長谷川 凡記)

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2022年12月13日のニュース