ヤクルトドラ1の東芝・吉村 サヨナラ勝利呼び込む好救援「流れを持ってくる投球を心がけた」

[ 2022年11月4日 18:08 ]

社会人野球日本選手権2回戦   東芝1―0鷺宮製作所 ( 2022年11月4日    京セラドーム大阪 )

<社会人野球日本選手権 東芝・鷺宮製作所> 整列後、鷺宮製作所・小孫(19)に声を掛ける東芝・吉村 (撮影・後藤 大輝)
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 ヤクルトからドラフト1位指名を受けた東芝・吉村貢司郎投手(24)が2試合連続で好リリーフを見せ、サヨナラ勝利を呼び込んだ。

 0―0で迎えた8回1死二塁で登板すると、9番・弓削田を3球連続150キロで追い込み、最後は151キロで見逃し三振。1番。土谷も149キロで左邪飛に仕留めた。「準備はしっかりと出来ていた」と味方失策も絡んだ9回無死一、二塁でも落ち着いていた。4番・野村を空振り三振に取ると、最後の打者は2死二、三塁からフォークで空振り三振。「全球勝負球でリリーフした。最後のフォークもあそこで投げきらないと練習してきた意味がなくなる」と胸を張った。

 「打たれるわけにはいかない。気持ちを切ることなく、流れを持ってくる投球を心がけた」と吉村は「最後はこの仲間と優勝して終わりたい」と社会人としての総決算を誓った。

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2022年11月4日のニュース