パナソニックが2回戦敗退 新人左腕・井奥が5回2失点粘投も「悔いが残るピッチング」

[ 2022年11月4日 21:37 ]

社会人野球日本選手権2回戦   パナソニック0─2トヨタ自動車 ( 2022年11月4日    京セラD )

<社会人野球日本選手権 パナソニック・トヨタ自動車>力投するパナソニックの先発・井奥(撮影・後藤 大輝)
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 パナソニック(近畿・大阪)は、トヨタ自動車(東海・愛知)に敗れ、2回戦敗退に終わった。

 打線はトヨタ自動車先発・松本健吾投手の攻略に苦しみ、内野安打1本のみと得点を奪えず。投げては新人左腕・井奥勘太投手が5回5安打2失点と粘り、以降は5投手継投で抑えたが、投打がかみ合わなかった。

 井奥は「点を取られない投手が自分の売りなんですけど、先制点を与えてしまって…。そのあとのもう1点取られたのは自分が甘いコースに投げたのもあるので、悔いが残るピッチングでした」と反省。それでも大舞台での経験を糧に「来年ドラフトで名前呼ばれるためにやっている。相手の投手も新人ですごい投球に刺激も受けたので、またレベルアップしていきたい」と来季を見据えた。

 ▼田中篤史監督 (初戦で)一つの光は見せられたかなと思うんですけど、今日みたいに内野安打1本で…、と。結果的に、今までと一緒のことを繰り返してしまっている。攻撃力は引き続き取り組みたい。まだまだ偽物だったということなので、本物にするには、まだ課題がある。

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2022年11月4日のニュース