日本ハム・ドラ3加藤豪将 電撃裏側語る「初めて球団と話したのが先週の木曜日くらい…本当に猛ペース」

[ 2022年11月4日 16:38 ]

入団会見で新庄監督(左)と笑顔でポーズを決める加藤豪(撮影・尾崎 有希)
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 日本ハムは4日、都内のホテルで今秋ドラフトで3位指名した加藤豪将内野手(28=前メッツ傘下3Aシラキュース)の入団会見を行った。背番号は3に決まった。

 新庄監督とともに会見に臨み「本当に猛ペースでここにきて、まだ本当に信じられないです。本当に夢のようです」と米で10年闘ってきた28歳は、日本のプロ野球入りに目を輝かせた。

 加藤との一問一答は以下の通り。

 ――入団しての感想は。

 「初めてファイターズと話したのが先週の木曜日くらいだった。本当に猛ペースでここにきて、まだ本当に信じられないです。本当に夢のようです」

 ――指名受けた時の思いは。

 「アメリカのサンディエゴにいたので、ドラフトがたぶん夜中の1時か2時くらいだったので、寝ていました」

 ――決断に至った経緯は。

 「ちょっと長くなるんですけど、理由は基本的に2つあって。1つは個人的な理由で。なんで野球をプレーしているのか、野球の何が好きかを考えたことと、あとはチーム的なことですね。個人的には、自分は6歳の時にイチローさんを生でサンディエゴで見た時に、自分はもうメジャーリーガーになりたいと決めました。それからおよそ21年、毎日毎日1分も無駄にせず、そのメジャーリーガーになるというゴールに歩いていました。そういうジャーニーを、歩いていました。それでやっとこの4月にプロ、マイナー10年間、野球人生21年間、やっとメジャーの舞台に立った時に楽しさ、うれしさ、そして達成感が全然なかった。それが何でかを考えた時に、メンタルコーチがこういう言葉をくれました。『The man who loves walking will walk further than the man who loves the destination』。歩くことが好きな人はゴールが好きな人よりも絶対に遠くに歩ける。自分は21年間頑張った時に、何で野球が好きかというと、自分を高めること、歩くことが好きになっていて、野球のそれが大好きになって、夢中になっていました。それを考えた時に自分はずっとアメリカのコーチで、アメリカ育ちなので、もしかしたら自分の日本人の体を日本のコーチ、そして日本のセオリー、日本のテクニックを学んだら、どこまで自分が自分を高められるかを考えたら本当にワクワクしていたので。それが自分を高めるという、野球のすごさというところと、あとはチーム的には自分は小さい頃サンディエゴに住んでいた時にずっと北海道日本ハムファイターズの試合を見ていました。なので本当に2006年の優勝のチームも応援していて、その時の監督、トレイ・ヒルマンさんにはニューヨークヤンキースとマイアミマーリンズでお世話になり、本当にファイターズとのコネクションがいっぱいあって、いつかはファイターズでプレーしたいといつも思っていました」

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