阪神・岡田監督さすがの“眼力”　伸びすぎ見抜いた外野の芝刈り指令「長いわ。歩くのも疲れる」

球場の芝生を気にする岡田監督（撮影・大森　寛明）
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　「岡田の芝刈り」だ。キャンプインしたばかりの安芸タイガース球場の外野芝生が、岡田監督の要望でいきなり短く刈られた。初日に「長いわ。歩くのも疲れる」と少し伸びすぎているのをすぐに見抜き、安芸市の担当者によって約2ミリカットされた。

　「昨日の練習後と今日の朝に刈りました。今日は18ミリに刈っています。明日（4日）、サブグラウンドを含めて、甲子園と同じ14、15ミリにする予定。伸びたのは一昨日（1日）の雨の影響が大きかった。雨だと刈ることもできないので」

　グラウンド整備を担当する阪神園芸の関係者が経緯を説明した。選手のプレーだけでなく、あらゆるところに目を光らせる新監督は、若虎を存分に鍛え上げる環境づくりにも余念がない。