「悔しくて寝られなかった」ヤクルト・高津監督が逆襲へ若手底上げ厳選キャンプ

[ 2022年11月4日 04:50 ]

練習の合間に笑顔を見せる高津監督(撮影・会津 智海)
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 オリックスに敗れ日本シリーズ2連覇を阻まれたヤクルトは3日間の休養を経て神宮外苑で練習を再開。高津監督は「正直に言うと悔しすぎて、いろいろなことを考えてなかなか寝られなかった。次に勝つためにこの悔しい思いをしたと僕は理解している」と早くも来季へ闘志を燃やした。

 2勝1分けからまさかの4連敗で球団初の連続日本一を逃し、第7戦の試合後は悔し涙を流した指揮官。まずはリーグ3連覇に向けて7日から3年ぶりに愛媛・松山で実施する秋季キャンプで若手を鍛え直す意向で「1軍と2軍の差を感じたこともあった。底上げを考えたときにこういうメンバーかなと」と言う。投手は山下ら9人、野手は長岡や内山壮ら13人。オリックスは29人、阪神は32人が参加しているが、若手中心の22人に厳選した。

 「楽しく一緒に練習するのも大事。でもライバル。蹴落とさないと枠に入れないんだと強く植え付けていきたい」と高津監督。競争心をあおりながら、実りある2週間にする。(青森 正宣)

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2022年11月4日のニュース