西武・森がFA宣言 「自分なりに頭の中を整理して将来について考える」11日から他球団とも交渉可能

[ 2022年11月1日 10:12 ]

森友哉
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 西武は1日、今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した森友哉捕手(27)が権利を行使すると発表した。10日にコミッショナーからFA宣言選手として公示され、11日から他球団とも契約交渉が可能となる。

 森は球団を通じて「このたびFA権を行使しました。ライオンズに入団して以来、ここまで育てていただき、そのおかげで手にした権利ですので、ライオンズには本当に感謝しています。シーズン中に権利を取得しましたが、権利のことを意識し始めたのはシーズンが終わってからです。それまでは、リーグ優勝もかかっていましたし、また何とかCSを勝ち上がりたいということで頭がいっぱいでした。球団の方と話をさせていただくなかで、自分のことを必要としてくれているという思いを強く感じました。その一方で、自分に興味を持ってくれる球団があれば、その話も聞いてみたいと思っています。今後、自分なりに頭の中を整理して、将来について考えるつもりです。まずは、選んでいただいた侍ジャパンで、チームに貢献できるよう集中して臨みたいです」とコメントを発表した。

 球団は宣言残留を認める方針で、誠意を尽くして全力で慰留に努めていく。19年は打率・329で史上4人目の「捕手での首位打者」に輝き、攻守でチームをリーグ2連覇に導いた正捕手。今季も後半戦は主に3番打者として、逆転で3位に滑り込むCS出場に導いた。

 26年ぶり日本一に輝いたオリックスは、即座に獲得へ動く方針を固めている。吉田正がポスティングシステムを利用してメジャー挑戦する可能性があり、一番の補強ポイントは「打線強化」となっている。巨人も調査に乗り出す可能性があり、争奪戦となる。

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2022年11月1日のニュース