秋季キャンプからコロナ定期検査せず 12球団・NPB代表者会議で確認

[ 2022年11月1日 05:30 ]

 プロ野球12球団と日本野球機構(NPB)は31日、代表者会議を開き、今秋のキャンプから新型コロナウイルスの定期検査を行わないことを確認した。従来の感染対策は継続しつつ、検査は有症状者が出た場合に実施。まず濃厚接触疑いの選手らを中心に緊急検査を行い、さらに陽性者が確認されれば検査対象を広げ、感染拡大防止に努める。NPBの井原敦事務局長は「基本的な感染対策は継続して行う」と説明した。

 ≪プロ野球・Jコロナ対策会議定期開催 今月末終了≫プロ野球とJリーグによる「新型コロナウイルス対策連絡会議」が31日にオンラインで開かれ、11月末で同会議の定期開催を終了すると決めた。Jリーグ・野々村芳和チェアマンは「会議自体は今シーズンで終了すると(専門家の)先生とも決めています。(感染)再拡大の可能性があった場合は引き続き協力をいただく」と語った。同会議は競技の枠を超えて感染拡大に対応するため、20年3月から感染症の専門家を交え2週間に1度開かれてきた。11月28日が最後の開催となる。

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2022年11月1日のニュース