準備OK!! 侍ジャパンの阪神・湯浅 「滑る感じ」だったMLB公式球にも「対応できてきた」

[ 2022年11月1日 05:15 ]

侍ポーズをする湯浅(撮影・岸 良祐)
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 阪神・湯浅は11月5日から始まる侍ジャパン強化試合で使用されるMLB公式球の対応に準備完了を強調した。

 「今日ブルペンで、いい感覚で投げられていますし、ボールにもだんだん慣れてきたと思う。この(秋季練習の)期間にいい調整ができた」

 秋季練習初日から来年3月のWBCでも使用される公式球を使って投球練習を重ねてきた。特に武器としているフォークについては当初は「滑る感じがある」と制球に苦労。今では「対応できてきた」と手応えを明かすまでになった。

 プロ初登板を含む3試合登板で3年目を終えた1年前には考えられなかった初の侍ジャパン招集。侍デビューへ向けて気持ちも高まる。
 「いろんな話を聞いてみたい。投手も野手も凄い人ばかりなので、いろいろ勉強できれば…」

 同世代では巨人・大勢が代表入りした。面識はなくても終盤の重要局面を任される立場は同じ。今季37セーブを挙げたライバル球団の守護神との交流も心待ちにした。「いろいろ話したいなと思っている。話すことが凄く楽しみ」。計4試合を予定する1週間強の“侍修行”。心技体すべてで新たな発見もありそうだ。 (長谷川 凡記)

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2022年11月1日のニュース