東京ガス 大阪ガスとの“ガス対決”制し3連覇阻止!広島ドラ3・益田 1失点も153キロ締め

[ 2022年11月1日 04:59 ]

第47回社会人野球日本選手権大会・第2日1回戦   東京ガス4―2大阪ガス ( 2022年10月31日    京セラD )

<東京ガス・大阪ガス>9回、登板する東京ガス・益田(撮影・平嶋 理子)
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 1回戦3試合があり、東京ガスは広島からドラフト3位指名された益田武尚投手(24)が3点リードの9回を1失点しながら締めて、大会史上初の3連覇を狙った大阪ガスを下した。

 「ガスの記念日」、10月31日に組まれた注目の一戦を制したのは、東京ガスだった。広島からドラフト3位指名を受けた益田は、4―1の9回に登板し自己最速に並ぶ153キロを計測。1イニングを3安打1失点ながらリードを守り抜いた。

 「ガス対決を取りたい気持ちが大きかった。今日の直球なら押していけると思ったが、コントロールしすぎて甘くいってしまった」

 いきなり3連打を浴びて1点を失い、なおも無死一、二塁。粘る山川を10球目で三飛に打ち取り、後続も抑えた。山口太輔監督は「最悪、同点になってもいいと思っていた。あそこで粘れたのが成長」と、四球を出さずに流れを断ったことを勝因に挙げた。

 相手の2番手では同じく広島から5位指名を受けた大阪ガス・河野が登板した。「真っすぐは凄いものがある。抑えていたので、負けないように投げようと思った」。社会人として迎える最後の大会。河野の代わりに日本一の称号をプロ入りの手土産にしたい。

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2022年11月1日のニュース