阪神・佐藤輝　日本一・吉田正に刺激「自分もああいうふうにならないと」初招集の侍「頑張りたい」

侍ジャパン強化合宿へ向かう（右から）近本と湯浅、佐藤輝（中央）、中野（左から２人目）と話す岡田監督（左）（撮影・成瀬　徹）
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　阪神・佐藤輝は日本一の輪に加わった吉田正の姿を目に焼きつけた。「自分もああいうふうにならないといけないなと感じた。練習して、来年はリーグ優勝できるようにやっていきたいと思います」と強い刺激を受けた。チームを背負い、最後まで戦う。それが理想型だ。

　そのためにも勝負強い、大舞台で力を発揮できる打者にならなければいけない。初招集の侍ジャパンは試金石だ。オーストラリア戦を含めて4試合。「侍のユニホームを着られるのも、特別なことだと思う。監督にも“頑張ってこい”と言われたので、頑張りたい」と気持ちを高めて出陣する。日本シリーズを終えたばかりの村上を含め、合宿や練習で「いろんな選手と話を聞いたりもできると思うので、すごく楽しみです」とレベルアップのための吸収に意欲を見せた。

　岡田新監督の下での秋季練習も打ち上げ、「しっかり走って、トレーニングして、いい練習ができたと思う」と収穫を感じている。意識を変えて、侍の打席で結果を求める。（鈴木　光）