元巨人監督・堀内さん「中継ぎの順番がいまだにどうもよくわからんのよ」と古巣チクリ

[ 2022年7月11日 22:38 ]

堀内恒夫氏
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 元巨人監督で野球評論家の堀内恒夫さん(74)が11日、自身のブログを更新。巨人リリーフ陣の起用法について再び疑問を投げかけた。

 39度の高熱が続き、9日に行われた巨人―DeNA戦(東京D)で務めるはずだった「レジェンドシート」解説を欠席したことを10日のブログで謝罪していた堀内さん。この日は「体調を気遣うたくさんのコメントありがたく読ませていただきました。みなさんにご心配をおかけしないように養生していかねばね」とした上で「復活の証として(笑)昨日のDeNA戦について一言いきますよ!」と古巣への思いを書き出した。

 巨人は10日のDeNA戦(東京D)で3点を追う6回にポランコの12号ソロ、大城の7号2ランで追いつき、4―4のまま迎えた9回には守護神・大勢を投入。その裏、1死一、三塁という絶好のサヨナラ機を逃した後、延長10回に4番手左腕・高木が勝ち越しを許し、さらにこの回途中から登板した5番手左腕・高梨も打たれて計4点を失い、4―8で敗れた。

 この継投について「9回大勢に任せたならば10回は頭から高梨だよね」と、継投の順番について以前にも指摘していた通り疑問を投げかけた堀内さん。「これは結果論を抜きにしてピッチャーは『勝利の方程式』なんて言われるけれど自分も周りも力の順番っていうのがわかっているからその通りに活かした方がいい。勝ってる時負けてる時の中継ぎの順番がいまだにどうもよくわからんのよ」と続けた。

 また、巨人は主砲・岡本和がこの試合で5打数無安打に終わるなど、現在40イニング連続で適時打なし。岡本和はDeNAとの3連戦で13打数1安打0打点、唯一の安打も単打だったが、これについては「何十打席タイムリーがないとか色々な声が聞こえてくるけれど改めて言われなくたって(笑)打てないことは本人が一番良くわかっていること」とした上で「菅野だって調子が悪いなりになんとかしようとしているのが伝わってくるじゃない。坂本勇人というチームの柱がいない今エースと4番が踏ん張らないといけない。特に負けたとき一番に言われるのもエースと4番だ。良い時もあれば悪い時もあるさ。ここは踏ん張りどころ」とエールを送った。

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2022年7月11日のニュース