“神スイング”稲村亜美 「ベースボール・ファイブ」日本代表目指す「やるからには狙う」

[ 2022年7月11日 05:20 ]

塁上で笑顔を見せる稲村亜美
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 5人制の手打ち野球「ベースボール・ファイブ(B5)」初の日本代表決定戦が今月16、17日に都内で行われる。1次選考を勝ち上がった8チームで争われ、優勝すればアジア杯(8月、マレーシア・クアラルンプール)行き切符を獲得する。

 出場チームの一つ、東京ヴェルディ・バンバータにはタレントの稲村亜美(26)が所属。10日には、同じく決定戦に出場するジャンク5との練習試合に出場し華麗なフィールディングと“神スイング”を披露した。B5は野球を簡略化した新アーバンスポーツで、公式国際大会ルールでは男女混合でフィールドに立つ必要がある。稲村は「やるからには日本代表を狙う。他の競技ではないチャンス」と闘志を燃やしている。

 ▽ベースボール・ファイブ(B5) 野球を簡略化した新アーバンスポーツ。WBSCが17年、野球・ソフトボール振興の一環として発表した。元々はキューバの街中で「クアトロ・エスキーナス(4つの角)」という名称で遊ばれていた手打ち野球が原点。日本ではBFJとJSAが合同で公式事業などを行う。

 ▽B5の主なルール 1試合5イニング制。1チーム5人制で、選手登録は8人(控え3人)まで。公式国際大会では男女混合とし、守備では男女それぞれ2人ずつ以上がフィールドに立つ必要がある。守備位置は一塁手、二塁手、三塁手、遊撃手のほか、二塁ベース付近を守る中間野手(ミッドフィルダー)がある。打撃は自らボールをトスで手打ちする。本塁から斜め4・5メートル以内でバウンドすると反則打球としてアウト。空振り、ファウルは1球でアウトとなる。打球がフェアゾーンで一度もバウンドせずにフェンスに触れることや、フェンスを越えた場合も反則打球。

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2022年7月11日のニュース