オリ・中川圭は4の4大暴れ「できすぎです」　田嶋4連勝で5勝目も「今日は眠れそうにないです」

パ・リーグ   オリックス10―1ロッテ （ 2022年7月10日    ほっと神戸 ）

＜オ・ロ＞ヒーローインタビューを終えガッツポーズを決める（左から）田嶋、中川圭、石岡（撮影・後藤　正志）
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　オリックスの中川圭が4打数4安打と大暴れした。特に初回、バント失敗後の1死一塁から右越えへの二塁打で好機を広げ、同点劇を演出したのが大きかった。3回に三塁への内野安打、5回は犠打を決め、6回は左中間への適時二塁打、8回にも2号2ランを放ち、100点満点の一日だった。「きょうはできすぎです。後ろに吉田正さんがいるのでつなぐ意識です」。7試合連続安打で打率も一気に.309まで跳ね上がった。チームの今季初の2桁得点は間違いなく、3番打者の功績が大きかった。

　投げても田嶋が7回2/3を4安打1失点。自身4連勝で5勝目をマークした。「初回の感じでダラダラ行かなかったのが良かった」。初回は2死から連続四球のあと、井上に中前打されて先制を許した。しかし2回以降は修正。8回は2死一、二塁で打者・安田を迎えたところで無念の降板となった。屋外球場で123球に達しており、十分すぎる結果と内容だったが「投げきりたかったです。今日は眠れそうにないです」と悔しがり、さらなる高みへの糧としていた。