翔凜が機動力生かした「ノーサイン」で12盗塁!林主将「積極的なプレーををすれば、次も勝てる」

[ 2022年7月11日 05:30 ]

第104回全国高校野球選手権千葉大会・1回戦   翔凜12―0泉 ( 2022年7月10日    ZOZOマリン )

<翔凜・泉>翔凜を応援するブラスバンド(撮影・谷口 未奈)
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 翔凜の特徴は「ノーサイン野球」。特に12盗塁という機動力を生かした攻撃が光り、12―0の5回コールドで初戦を突破した。初回、1番の中村基暉(もとき=3年)が左前打で出塁すると、すかさず二盗、さらに三盗を決める。3番・黒木颯仁(はやと=2年)の中犠飛で先制すると、勢いは止まらない。この回、7安打に8盗塁を絡め、打者13人で一挙9得点を奪った。

 「ノーサイン野球」は新チーム発足から始めた。個々の主体性を重視し「野球でもそれを生かして自分たちで動こうということで、ノーサインになりました」と林悠雅主将(3年)。相手の隙を突く盗塁はチームの大きな武器。林主将は「今日みたいに積極的なプレーをすれば、次も勝てると思う」と力強く話した。(谷口 未奈)

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2022年7月11日のニュース