明大中野・片桐心 進撃の2番だ3安打2盗塁「自分の役目」全5打席出塁で8点呼んだ

[ 2022年7月11日 22:11 ]

全国高校野球選手権東東京大会   明大中野8―4都富士 ( 2022年7月11日    神宮 )

<明大中野・都富士>明大中野・片桐心が6回、この日3本目の安打を放つ(撮影・西川 遼)
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 明大中野が都富士を下し、初戦を突破した。

 驚異の2番打者・片桐心(しん=2年)が3安打2盗塁など全5打席出塁し、8得点のきっかけをつくった。

 「初戦の難しさが出た」。岡本良雄監督が話すように、緊張からか、序盤から守備に細かいミスがいくつか出た。攻撃でも「低いあたりを言っていたが、そうならなかった」と、選手たちは“いつものプレー”ができない。それは片桐も同じだった。「最初は緊張していたが、一本出てから段々ほぐれてきた」。初回敵失で出塁すると、その後3安打。「クリーンアップにチャンスで回すのが自分の役目」と胸を張った。

 初戦独特の緊張感がただようチームの中で、全打席でチャンスメイク。都富士に得点を返されても、攻撃の勢いは終盤まで続き逃げ切った。頼もしい2年生が聖地への道を切り開く。

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2022年7月11日のニュース