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追い込まれても動じない!ヤクルト・中村が大暴れ自己最多5打点 最短28日にも優勝マジック点灯

[ 2022年6月23日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト7―3中日 ( 2022年6月22日    バンテリンD )

<中・ヤ>7回、ヤクルト・中村は2点適時二塁打を放つ(撮影・椎名 航)
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 追い込まれてからのヤクルト・中村は強い。初回2死満塁。カウント1―2から松葉の内角142キロ直球をコンパクトに振り抜いた。左翼線に3点二塁打。「追い込まれていたので食らいついた。昨日、嫌な負け方をしていた。何とかやり返したかった」と胸を張った。

 5―3の7回2死一、二塁でも4球で追い込まれたが、フルカウントまで粘った。福の7球目のスクリューを捉えて左越えの2点二塁打。「2ストライクからでも焦らなくなった」と打者不利のカウントでも動じない。今季は打率・287で2ストライク後も・310。この日も捕手らしく配球を読んで仕留めた。1試合5打点は球団の捕手では10年の相川亮二以来、12年ぶりだ。

 今季からかつて古田敦也氏がつけた27番を背負った。「本当に重みのある番号。毎回ユニホームを見るたびに気持ちが引き締まる」。黄金期を支えた名捕手がつけた番号であえて自らを追い込んだが、下半身の張りで開幕前に離脱。1カ月出遅れ、前日まで得点圏では打率・148と苦しんだ。それでも「自分で打破していくしかない。次の日になったら切り替えた」と下は向かず打撃も復調した。

 首位を走るチームは前日にサヨナラ負けで連勝が8で止まったが仕切り直しの一戦に快勝。最短で28日にも連覇へ向けた優勝マジックが点灯する。「毎日、毎打席、考えながら結果を残せるようにやっている」と中村。追い込まれても動じない正捕手がいるチームは、当然のように強い。(青森 正宣)

 ≪古田は通算4度5打点以上記録≫中村(ヤ)が2安打5打点。自身1試合4打点はこれまで4度あったが、5打点は初めて。ヤクルトの捕手で1試合5打点以上は10年8月8日横浜戦で相川亮二が7打点を挙げて以来12年ぶりだ。ちなみに捕手としてチーム最多の1959試合に出場した古田敦也は1試合5打点以上を通算4度(7打点1度、5打点3度)記録している。

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