日本ハム5連敗 抑えの北山を下げて投入の鈴木がサヨナラ被弾

[ 2022年6月23日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム3―6楽天 ( 2022年6月22日    盛岡 )

<楽・日>9回、島内にサヨナラ3ランを打たれ肩を落とす鈴木(撮影・沢田 明徳)
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 日本ハムは抑え不在の苦しい台所事情が露呈した。楽天にサヨナラ負けして今季ワーストに並ぶ3度目の5連敗。9回1死一、二塁から登板した鈴木が浅村を捕邪飛に仕留めるも、続く島内にサヨナラ3ランを被弾した。新庄監督は「いやー、完璧でしたね。打った打者が素晴らしいですよ」と、がっくりうなだれる鈴木をかばった。

 3―3の9回に4番手で北山が登板。しかし、1死から連打で一、二塁のピンチを招いたところで鈴木にスイッチした。絶対的守護神であれば続投の場面だが、北山は新人クローザー。17日のロッテ戦でも2点リードの9回に5失点しただけに、継投に打って出た。新庄監督は継投の判断をコーチ陣に一任しているが、「(打者・島内の場面は)福田君でいこうか(迷った)。でも鈴木君が左打者を結構抑えていたからね」と代弁した。

 勝ちパターンが崩壊している中で、光明は堀の復調だ。6月に入って3度救援失敗して9日に出場選手登録抹消。前日21日に再昇格した。復帰登板は2―3の7回2死満塁の場面。銀次を空振り三振に仕留めて直後の一時同点を呼び込むと、8回も3人で抑えた。新庄監督は「一回BOSS組(2軍)で気持ちの切り替えをしてもらい、落ち着いた」と評価していた。

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2022年6月23日のニュース