巨人 投壊…4カード連続負け越し 中田代打弾で猛追も 観戦・長嶋さんに勝利届けられず

[ 2022年6月23日 21:37 ]

セ・リーグ   巨人5―7DeNA ( 2022年6月23日    東京D )

<巨・D>4回を投げ終え、汗をぬぐいながらベンチに引き揚げる先発の赤星(撮影・河野 光希)
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 巨人はDeNA戦(東京D)で終盤に猛攻を見せるも及ばず、4カード連続の負け越し。長嶋茂雄終身名誉監督が観戦に訪れた一戦で、勝利を届けることはできなかった。この日勝利した首位ヤクルトとは10ゲーム差に広がった。

 赤星は初回2死走者なしで、リーグ打率トップの佐野に139キロのカットボールをバックスクリーン右に運ばれ、いきなり先制点を許す。2回も先頭の宮崎から連打を許してピンチを招き、森と蝦名に適時打されて2失点。3回はウォーカーの好守にも救われ3者凡退と立ち直ったが、4回にも2点を失い0-5とリードを広げられ、4回7安打5失点で降板した。さらにこの日昇格したばかりの2番手・戸田も6回無死二塁、森にプロ1号2ランを浴びて0-7とされる。

 打線はDeNA先発・東の前に3回まで2安打に封じられ無得点。4回、2死一塁から今季初スタメンの石川が右翼線二塁打でチャンスを広げると、2死二、三塁で前日の自打球でスタメンを外れていた増田陸が29打席連続ノーヒットの小林に代わり登場するも見逃し三振。好機を生かせない。

 しかし6回1死一塁、坂本が通算410二塁打とする左翼線適時二塁打で1点を返すと、1死一、三塁で石川の三ゴロの間に1点を追加。なお2死二塁で代打・中田が6号2ランを放ち4-7と反撃する。さらに7回には1死一、二塁から4番・岡本和がファウルで粘り、DeNAの4番手・平田の7球目を中前にはじき返し2点差に迫ったが、反撃もここまで。

 結局巨人は終盤の猛追も及ばず、4カード連続の負け越しとなった。

 ▼赤星 決めにいったボールが全て甘く入ってしまったので、しっかり投げきれるようにしなければいけない。

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