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阪神・佐藤輝 4番の仕事3打点 今季10戦目で初めて広島から4得点も勝てず「悔しいー!」

[ 2022年6月23日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神4ー5広島 ( 2022年6月22日    マツダ )

<広・神>10回、阪神・佐藤輝は適時二塁打を放つ(投手・松本)(撮影・坂田 高浩)
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 無情にも宇草のサヨナラ弾は、阪神・佐藤輝が守る右中間後方に吸い込まれた。一時勝ち越し打を含む3打点の躍動は実らず。大器は取材に応じる前に自ら、胸にこみ上げる思いを吐き出した。

 「悔しいー!」

 延長10回、先頭の近本が左前打で出塁して迎えた第5打席だった。広島ドラフト5位右腕・松本に対して1ボール1ストライクから3球目、見逃せばボール気味の低め133キロフォークを、長いリーチを生かしてすくい上げた。「狙いを絞って、しっかり捉えることができた。いい当たりだったので、納得はしています」。痛烈なライナーが右中間を切り裂く間に、一塁から近本が生還。二塁ベース上で満面の笑みを浮かべ、ベンチに向かって両手を突き上げた。

 過去9戦広島相手に3得点が最高だった猛虎は、主軸の一振りでついに“3点の壁”を突破した。ここまではよかったのだが…。描かれた“コイ退治”のシナリオは、アルカンタラの被弾によってはかなくも崩れた。

 1点劣勢の7回2死三塁では、ケムナの初球内角149キロにバットを真っ二つに折られながらも、左前に落とす同点打。「厳しい球でしたが、しっかり振り切った結果、いいところに落ちてくれた」。5回の一ゴロの間に挙げた打点も合わせて、今月12日のオリックス戦(6打点)以来、今季2度目の1試合3打点をマーク。主軸の役割を果たしたからこそ、チームの白星に結びつかなかったのが悔しくて仕方なかった。

 「打ちます。また明日(23日)から頑張ります」

 後ろを打つ大山が絶好調で、相手の攻め方にも変化を感じ取る。「なんとか(大山に)回したら、よりチャンスが広がる。そういう意識は持っています」。主軸として責任感をにじませる背番号8。このままやられっぱなしで、広島を去るつもりはない。(阪井 日向)

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