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ソフトB・ノーヒッター東浜 沖縄凱旋登板に「ワクワク」 又吉&嘉弥真と一緒に“ちむどんどん”させます

[ 2022年5月17日 05:30 ]

<ソフトバンク練習>リラックスした表情で練習する東浜(球団提供)           
Photo By 提供写真

 ノーヒッター、今日凱旋登板!3連敗中のソフトバンクは北海道から沖縄県に移動し16日、非公開で投手練習を行った。17日から那覇で西武と2連戦。初戦に11日の西武戦で沖縄出身初のノーヒットノーランを達成した東浜巨投手(31)を中5日で送り込む。又吉克樹投手(31)、嘉弥真新也投手(32)の防御率0・00を誇る沖縄中継ぎコンビも待機。好投を続ける“スリーシーサー”が故郷に錦を飾る。

 “ナオ・フィーバー”は必至だ。17日から那覇で西武2連戦。先陣を切るのは11日の西武戦で沖縄出身初の“ノーヒッター”となった東浜だ。杉山の案もあったが、3連敗した札幌で首脳陣は急きょ中5日での登板を決め、通達した。17日が中止でも18日にスライド登板する。凱旋(がいせん)登板に、右腕は実に冷静だ。

 「自分の中でワクワクしていますし、沖縄の皆さんも楽しみにしているんじゃないかな」と黒星が付いた19年5月21日の西武戦以来の地元登板へ、最終調整した。

 97球、打者27人の無安打無得点を達成した後に「次もまたいい投球、いい勝負ができるように。その姿を子供たちに見せられるように」と意気込んでいた右腕。沖縄を舞台にしたNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」は、当地の方言で「胸がドキドキ」の意味だ。スタンド全体を「ちむどんどん」させる投球の再現が期待される。

 防御率0・00を継続中の変則リリーフコンビも地元登板に燃える。石垣市出身の嘉弥真は昨年に続くお立ち台を狙っている。

 「またいいところを見せられるように。次は実力で(ヒーローインタビューに)上がれるよう頑張る」

 那覇で行われた昨年7月の日本ハム戦でも左腕は故郷の期待に応えた。初戦は6点リードの9回に、当時の工藤監督の計らいもあり登板。翌日も投げ、2試合で計1回2/3を無安打零封。連夜でお立ち台にいた。

 今季も14試合で3安打無失点、7ホールドと安定感抜群。西武にも14本塁打の山川ら同郷選手が支配下に4人いるだけに、左腕は「相当、盛り上がるんじゃないか。県民は活躍したら、めっちゃ喜ぶ」と腕ぶす。

 沖縄本島の浦添市出身、又吉は中日からFA移籍後の地元初登板に備える。沖縄での登板は中日時代の2015年のDeNA戦以来。「移籍してすぐ沖縄で試合。凄くうれしいし、子供たちが“ああなりたい”と思うきっかけとして、しっかり結果を」と夢や希望を白球に込める。

 加入1年目から勝ちパターン入りし17試合で7安打無失点。1勝1セーブ、10ホールドを挙げる右腕は「打者が山川だろうが中村さんだろうが、誰から取ってもアウトは一つ。何を使っても抑えたい」。今年は本土復帰50年の節目で、「沖縄の野球界に、いい1年になれるような姿を」と意気込む。

 東浜、嘉弥真、又吉。凱旋3投手がマウンドで沖縄の守り神“シーサー”となり、鷹を再び上昇気流に乗せる。(井上 満夫)

 ▽東浜のノーヒットノーラン 11日の西武戦(ペイペイD)で達成した。プロ野球史上84人目、球団史上では2019年の千賀以来、3人目の快挙。許したランナーは2回と5回の四球だけで、いずれも併殺に斬ったため、打者は27人だった。5回に足がつるアクシデントも乗り越えての97球。100球以内の達成は06年の山本昌(中日)以来。沖縄出身で初のノーヒッターにもなった。

 《沖縄尚学高の後輩、西武先発・与座に「負けられない」》
 東浜は、後輩との投げ合いにも燃えている。西武の予告先発は沖縄尚学高の後輩の与座。「直属の後輩だし、負けられない」と意気込んだ。沖縄での公式戦登板は2度目。前回は2019年5月で、5回途中4失点で敗戦投手になっており、「いい勝負を見せられなかった悔しさはもちろんある」と雪辱を誓った。

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