ヤクルト・小川がSNSで話題の「奉納バント」で追加点お膳立て!バットを高く構える“クセ”に球場も沸く

[ 2024年5月3日 15:08 ]

セ・リーグ   ヤクルトー中日 ( 2024年5月3日    神宮 )

<ヤ・中>2回、小川の送りバントの構え(撮影・尾崎 有希)
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 ヤクルトの小川泰弘投手が“秘技!奉納バント”で球場を沸かせた。3日の中日戦(神宮)の2回の攻撃。無死一、二塁の場面でベンチからはバントのサインが出た。額に高さでバットを水平に構える独特の構えから犠打をきっちり成功させ、続く西川の中犠飛をお膳立てした。

 バントの際の“クセ”が強めな構えがバットを捧げるように見えることからSNSでは「奉納バント」と呼ばれ話題になっている。チームメートからもイジられるそうで、この日もバントを決めてベンチに戻ると仲間たちに「奉納ポーズ」で出迎えられた。スタンドでは小川が打席に入った際に応援バットを水平に構えるファンの姿もちらほら。

 決してウケ狙いではなく、小川は「僕的には一番やりやすいんですよ。上から下に合わせるという基本のところで。決まらなかったら“何してんの”ってなる。ファンの方が楽しんでくれるのが一番なので。やめることはないです」と大真面目だ。選手それぞれに個性が出るのがプロ野球の醍醐味。地味な犠打も、やり方一つで“華”のあるプレーになる。

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