×

5人制野球・日本代表選考の実施決定 優勝チームは8月のアジアカップへ派遣

[ 2022年5月17日 16:08 ]

<Baseball5 JAPAN・会見>使用球を手にポーズをとる全日本野球協会・山中正竹会長(右)と株式会社アマダナスポーツエンタテインメント・熊本浩志代表取締役社長(撮影・村上 大輔)
Photo By スポニチ

 全日本野球協会(BFJ)の山中正竹会長(75)が17日、都内で会見し、5人制の手打ち野球「ベースボール・ファイブ(B5)」における初の日本代表チームを編成することを発表した。選考はチーム単位で募集し、日本代表に決まれば、第1回アジアカップ(8月17~19日、マレーシア・クアラルンプール)に派遣される。

 選考は、BFJと日本ソフトボール協会(JSA)が立ち上げた組織「Baseball5 JAPAN」が主体となって行う。まずは一次選考として、指定の動画サイトにプレーの様子を投稿する「デジタルチャレンジ」(5月19日~6月19日)を実施。手打ちの打撃やフィールディング、キャッチングの様子などを撮影した動画を送る。その後、一次選考を通過した8チームが日本代表決定戦(7月16~17日、東京)に進み、優勝チームが日本代表となる。

 BFJは「ベースボール5は出場資格の制限はなく、(条件は)年齢のみ。誰でも応募できるため、このスタイルとなった」と説明。選手個人を選考するのではなく、チーム単位となった背景を「カーリングのようにチームで勝ったところを代表にしようという考え方。息が合ってないといけない。(アジアカップまで期間が短いため)チームで選んだ方がベストパフォーマンスを発揮できる」とした。

 競技普及や国内での強化方法なども模索している段階。山中会長は「野球もソフトボールもベースボール5も、野球文化の広がりの中で進める。ベースボール5の優秀な選手の基準はこれから」と見据えた。

 B5は野球を簡略化した「手打ち野球」のような競技。バットも、グローブも必要なく、使用する用具はゴムボールだけ。フィールドは18メートル四方で、自らボールをトスして打ち込む。また、公式国際大会のルールでは男女混合でフィールドに立つ必要がある。

 ▽日本代表デジタルチャレンジ応募条件 (1)日本国籍(2)15歳以上、生年月日が2007年(平19)12月31日以前であること。(3)チームの選手全員がマレーシア入国日の15日前(22年7月30日)までにコロナワクチンを3回接種済みであること。

 ▽チーム編成の条件(以下のいずれかの選手数で構成) (1)男性4人、女性4人の計8人(2)男性4人、女性3人の計7人(3)女性4人、男性3人の計7人。

 ▽ベースボール・ファイブ(B5) 野球を簡略化した新アーバンスポーツ。WBSCが17年、野球・ソフトボール振興の一環として発表した。元々はキューバの街中で「クアトロ・エスキーナス(4つの角)」という名称で遊ばれていた手打ち野球が原点。日本ではBFJとJSAが合同で公式事業などを行う。

 ▽B5の主なルール 1試合5イニング制。1チーム5人制で、選手登録は8人(控え3人)まで。公式国際大会では男女混合とし、守備では男女それぞれ2人ずつ以上がフィールドに立つ必要がある。守備位置は一塁手、二塁手、三塁手、遊撃手のほか、二塁ベース付近を守る中間野手(ミッドフィルダー)がある。打撃は自らボールをトスで手打ちする。本塁から斜め4・5メートル以内でバウンドすると反則打球としてアウト。空振り、ファウルは1球でアウトとなる。打球がフェアゾーンで一度もバウンドせずにフェンスに触れることや、フェンスを越えた場合も反則打球。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2022年5月17日のニュース