大阪桐蔭がライバル履正社下し公式戦27連勝で春の大阪V

[ 2022年5月17日 15:01 ]

春季近畿地区高校野球大会大阪府予選 決勝   大阪桐蔭3―2履正社 ( 2022年5月17日    南港中央 )

力投する大阪桐蔭の先発・前田
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 昨年の秋季大会準決勝以来、春季大会では16年の決勝以来6年ぶりの顔合わせとなった大阪“2強”対決の頂上決戦は大阪桐蔭が制し、公式戦27連勝。春季近畿大会への出場権を獲得した。

 先制したのは履正社。3回、1死一塁で今秋ドラフト候補に挙がる「1番遊撃」の光弘帆高(3年)が右翼線へ適時三塁打。なおも1死三塁で「2番中堅」の西稜太(2年)が右前へ適時打を放ち、2点を先行した。

 大阪桐蔭も意地を見せ追いつく。その裏、1死走者なしで「3番捕手」の今秋ドラフト候補・松尾汐恩(3年)が左越えへ特大ソロ。5回1死二塁では「4番一塁」の丸山一喜(3年)が左前へ運び、試合を振り出しに戻した。決勝点は8回。追いついた勢いそのままに、安打と2四球で得た1死満塁の好機で、代打の工藤翔斗(3年)が決勝の中犠飛を放った。

 今大会初登板初先発となった左腕の前田悠伍(2年)は4回以降わずか2安打と完全に立ち直り、2失点完投した。

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