ロッテが楽天に連勝 無援に泣いてきた美馬が今季初勝利 13日先発の朗希へ最高のバトン

[ 2022年5月12日 17:09 ]

パ・リーグ   ロッテ5ー2楽天 ( 2022年5月12日    楽天生命 )

<楽・ロ>先発の美馬(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 ロッテは12日、敵地の楽天生命パークで楽天と対戦し、4─2で勝利し、2連勝でこのカードの勝ち越しを決めた。先発の美馬学投手(35)は6回7安打2失点の粘投で今季5度目の先発で初勝利を飾った。

 1点リードとなった6回。1死から島内の内野安打、マルモレホスの右翼への二塁打で1死二、三塁のピンチを背負った。一打逆転のピンチで美馬は、黒川を外角低めに沈む球で前進守備の二ゴロに。続く辰己を中飛に仕留めた。美馬の粘投に応えるように、7回以降、救援陣がリードを守った。

 今季ここまで4度の先発で24回1/3を投げているが、マウンドにいる間にもらった援護は3月31日ソフトバンク戦でのエチェバリアのソロによる1点だけ。そんな美馬に打線も序盤から援護した。前日の試合にも先制V打を放った岡が2回に左中間へ先制2号2ラン。4回にはマーティンが左翼線へ適時二塁打、さらに7回1死三塁から高部の二塁へのゴロの間に三塁走者のエチェバリアが生還して突き放した。8回にはレアードが左越え3号ソロを放った。

 首位の楽天相手に3連戦勝ち越し。13日のオリックス戦(京セラドーム)で予告先発が発表された佐々木朗希投手にいい形でバトンを渡した。

続きを表示

この記事のフォト

2022年5月12日のニュース