エンゼルス・大谷に「MVP」コール セレモニーの日にメモリアル100号お預けも12日6度目先発へ

[ 2022年5月12日 02:35 ]

ア・リーグ   エンゼルス12―0レイズ ( 2022年5月10日    アナハイム )

<エンゼルス・レイズ>受け取ったMVPの盾を見つめる大谷 (撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 「46本塁打+9勝」。歴史的二刀流の活躍で昨季MVPに輝いたエンゼルス・大谷が、スタンディングオベーションと「MVP」コールで迎えられた。試合前に行われた表彰セレモニー。アート・モレノ・オーナーも、自宅のあるアリゾナから駆けつけ、快挙を再び称賛した。

 「MVP表彰」でありながら、11個の盾がずらりと並べられた。シルバースラッガー賞、コミッショナー特別表彰など昨年の「11冠」の勲章。大谷マニアとして知られるFOXスポーツのベン・バーランダー・リポーターは「唯一無二」、「まさに狂気の沙汰」とツイートした。表彰後、大谷は三塁、本塁、外野の三方に帽子をとり右手を振りあいさつ。前日に「来てくれたファンにありがとうございましたという気持ちを伝えられれば」と話した通りに感謝を示した。

 「3番・DH」で出場した試合では、大量リードの8回に野手のフィリップスから右翼フェンス直撃の二塁打を放った。王手をかけた通算100号にあと数メートル足りなかったが、今季9度目のマルチ安打で打率は・258まで上昇した。

 11日(同12日)は今季6試合目の先発マウンドに立つ。スタッシ、スズキの両捕手がともに負傷者リスト入り。新たなパートナーは黒田博樹、田中将大がヤンキース在籍時に女房役を務めた33歳のロマインの予定。新女房役とのコンビで狙うのは、デトマーズに続く2戦連続ノーノーだ。

続きを表示

この記事のフォト

2022年5月12日のニュース