阪神・マルテ、42日ぶり安打も悔しさ爆発 絶好機で空振り三振にバットをボキッ

[ 2022年5月12日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2-3広島 ( 2022年5月11日    甲子園 )

<神・広>7回1死満塁、空振り三振に倒れたマルテはバットをヒザでへし折って悔しがる(撮影・北條 貴史)
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 42日ぶりの安打を放っても悔しさだけが残った。阪神・マルテは3番一塁で2試合続けて先発し、初回1死一塁で左前打。3月30日広島戦以来の一打で好機を拡大し、2死一、二塁からは糸井の右前打で二塁から激走し、一時勝ち越しの本塁にも滑り込んだ。

 右足のコンディション不良から復帰したばかりで、万全とは言えない中でのハッスルプレー。昇格前に「自分がいい状態でチームに貢献できたら」と話していた通りの働きだった。

 以降の4打席は凡退。特に2―3の7回1死満塁の絶好機では九里のワンバウンドするチェンジアップで空振り三振に倒れ、悔しさのあまり膝でバットをへし折った。選球眼の良さや勝負強さが持ち味。一日も早く本来の姿を取り戻したい。

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2022年5月12日のニュース