MLBのフロント幹部たちが指摘、エンゼルスの弱点は選手層の薄さ

[ 2022年5月12日 08:31 ]

エンゼルスタジアム全景(球団提供)
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 開幕から最初の1か月を終え、MLB公式サイトが各球団のフロント幹部24人に調査。今後の行方を占ってもらった。

 エンゼルスの最終結果については12人が87勝~90勝でア・リーグ西地区の2位となりワイルドカード枠でポストシーズンに出場すると予測。7人は82勝~86勝の3位でワイルドカード争いには加わると見ている。1人はプレーオフには出られないとし、4人は無回答だった。

 2位になると予測したア・リーグのアシスタントGMは「アストロズを倒せるほどの投手陣でも選手層の厚さでもないが、ミナシアンGMは機会があれば戦力アップに積極的に動くだろう」と指摘する。ポストシーズン進出が難しいという意見の根拠は総じて選手層の薄さ。「トップには最高の選手たちが揃っているが、どのポジションで見ても層が薄い。一人か二人けが人が出ただけで、大変になる」と予言する。ナ・リーグのアシスタントGMは「アストロズはベストのメンバーをそろえているし、マリナーズは夏の間にエンゼルスをしのぐプレーを見せることになるだろう。健康状態について先を読むことは難しいが、エンゼルスはそこさえ問題がなければ、私の3位予想は外れることになる」と言う。

 他の質問では24人中23人がドジャースがMLBで最高のチームとし、1人がメッツとした。最も印象的な新人選手については票が割れ、1位はアストロズのジェレミー・ペーニャで6票、2位はツインズのジョー・ライアンで5票、3位はパドレスのゴア・マッケンジーで4票、4位はカブスの鈴木誠也で3票、5位はガーディアンズのスティーブン・クワンで2票、6位はロイヤルズのボビー・ウィットJrで1票だった。

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2022年5月12日のニュース