広島・アンダーソン「雨には勝てませんでした」阪神戦中止でブルペンで汗流す

[ 2022年5月12日 17:33 ]

広島・アンダーソン
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 4連勝中の広島・佐々岡真司監督(54)は今季2度目の雨天中止を「(やりたかったのは)当然ね。調子が上がってきていたしね」と受け止め、「天気のことは仕方ない。いい休養として捉えたい」と切り替えた。

 来日2度目の登板が流れたドリュー・アンダーソン投手(28)は「歴史のある球場(甲子園)で投げたい気持ちが強かったが、雨には勝てませんでした」と残念がり、ブルペンでは36球を投げて仕切り直した。

 「次の登板へ向けて、つなぎのブルペンという形。自分の感触を確かめた」

 来日初登板だった5日の巨人戦では7回無失点で初勝利を挙げる快デビュー。球威のある速球を軸に変化球の制球もさえ、1安打に封じて7三振を奪う抜群の内容だった。今後へ向けて期待が膨らむ中、「結果に満足することがない。昨日よりも今日、今日よりも明日がベターになっていく気持ちを常に持っている」と頼もしい。

 佐々岡監督は次回登板について「一応そう思っている」と15日のヤクルト戦へ回すことを示唆。アンダーソンも「できることをするだけ。ストライクをたくさん投げて、ゾーンの中で強い気持ちを持って勝負する。最善を尽くす」と力強かった。

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2022年5月12日のニュース