【阪神・平田2軍監督語録】「養殖の魚じゃないんだし、考えてよ」ネタ求める報道陣に“勝男”節

[ 2022年4月26日 16:55 ]

練習試合   阪神8-1カナフレックス ( 2022年4月26日    鳴尾浜 )

阪神・平田2軍監督(撮影・坂田 高浩)
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 阪神2軍は26日、社会人のカナフレックスと鳴尾浜球場で練習試合を行い、ドラフト1位の森木大智投手がプロ初先発した。初回、いきなり3者連続三振。自己最速タイの154キロをマークした。2回も2三振を加えるなど、5回2安打無失点で、9三振を奪って降板した。また2軍調整中の原口文仁内野手の1軍昇格も決まった。

 以下は、試合後の阪神・平田2軍監督の一問一答。

 ――森木がプロ初先発で好投した。
 「2安打が気に食わないな。最後の1イニングで2アウト取って、初球をホワーンと左中間、あれだけよ。最後はギア入れて三振取りに行かなきゃ。というところのレベルやね。社会人相手だけど、5イニング70球くらい。こうやってイニングと球数を増やしながら、ファームの公式戦にまたね、この前ファームで3イニング目に打たれたり、野間とか1軍クラスの正随とかに打たれたり、そういうのも経験しながら、社会人とはある程度格の違いを見せてくれるのは収穫やな」

 ――今後は先発ローテか。
 「由宇で投げるんじゃないかな。カープ打線がいいから楽しみやわ。(先発で?)もちろん、もちろん、もちろん。もっともっと馬力…コントロールはまとまってるんで、その辺のスタミナ、そういうところを徐々につけていって、楽しみになってくる。君らも楽しみじゃない?ドーンとまたいけるように、しっかりやらせますよ。今日よかったやん。明日(の紙面)森木やろ?」

 ――北條も守備について打球も処理した。
 「タッチな、肩がそういう風に心配するやん。バッとタッチしに行った時にグッというのではないみたいで、そういうのは別として、こうやってゲーム出て、北條にしても、江越にしても。どういうチャンスが出てくるかわからない。また原口いなくて12人くらいになっちゃったけど、原口が復帰して戦う体勢が出てきたと思ったけどなぁというところで。でも1軍行ってくれたらいいよ」

 ――原口昇格はきょう、急遽ということか。
 「そうそう」

 ――試合には。
 「(原口は)明日試合に出てきていいですか、と言っていた。打席に立ちたいんだろね。きょうも立ちたいと言ってたけど、きょうは育成試合だし、明日は出すからきょうは勘弁してと言ったんだ」

 ――秋山の登板は。
 「こっち?それはない。また考えろよ。どこにはめこむか。こっちで投げないというのはどういうことか。君らも考えなさい。養殖の魚じゃない。マグロじゃないんだし、対戦相手も含めて考えなさいよ」

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