レッドソックスの2投手がワクチン未接種で離脱　カナダへの入国は不可

ワクチン未接種でブルージェイズ戦を前にして制限リストに入ったレッドソックスのハウク（AP）
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　“コロナ問題”を抱えるレッドソックスは25日、カナダ・トロントで行われるブルージェイズとの4連戦を前にして今季ともに1勝1敗のタナー・ハウク（25）、カッター・クロフォード（26）両投手を制限リストに登録した。

　カナダは入国14日前までに新型コロナウイルスのワクチン接種を2回（ジョンソン＆ジョンソン社ならば1回）義務付けているが、ハウクはすでに自身が未接種であることを公表しており、クロフォードも同様の理由で入国できないと見られている。

　「制限リスト」に登録されている期間はメジャー在籍期間から除外され、サラリーもカット。レッドソックスではアレックス・コーラ監督（46）が検査で陽性反応を示したためにここ4試合、ベンチには入っておらず、ジョナサン・アラウス内野手（23）も19日からコロナ関連の負傷者リストに入っており、チーム状況が整わない中での敵地トロントでの4連戦となりそうだ。

　陽性反応を示して負傷者リストに入って7試合を欠場していたケビン・プラウェッキー捕手（31）は戦列に復帰。なおレッドソックスはハウクとクロフォードの穴を埋めるために3Aから2投手を昇格させている。

　なおここ5試合で4敗を喫しているレッドソックスは7勝9敗でア・リーグ東地区の4位。迎え撃つブルージェイズは4連勝中で、今季は10勝5敗で同地区ではヤンキースと並んで首位に立っている。