得点圏打率・526! オリ・吉田正が延長10回に決勝打 平野佳の日米通算200セーブをお膳立て

[ 2022年4月26日 21:57 ]

パ・リーグ   オリックス3-2日本ハム ( 2022年4月26日    東京D )

<日・オ>勝利を喜びあうオリックスナイン (撮影・西川祐介)
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 オリックスの吉田正尚外野手(28)が勝負強さを発揮した。

 2-2の延長10回、相手のミスも重なり、1死満塁で打席を迎えると、日本ハム3番手・堀の内角直球を右前に運ぶ勝ち越し適時打。この一打が決勝打となり、オリックスは逆転勝ちに成功した。

 試合後のヒーローインタビューで吉田正は「つながって、いい場面で回ってきましたので、何とか点を挙げようと思って(打席に)入りました。いい所に抜けてくれてよかったです」と喜んだ。この一打で得点圏打率は19打数10安打の・526まで浮上。「率はまだまだ上がってこないですけど、チャンスで回ってきたときに積極的に自分の良いスイングができるように心がけています」と胸中を明かした。

 先発の山本が4回に先制点を許す苦しい展開。8回に紅林の同点2ランが飛び出すまでは援護できなかったが、吉田正は「勝ちを由伸に付けることはできなかったですが、負けを付けなかったので、また次、お互いに頑張っていきたい」と話した。

 また延長10回に登板し、セーブを挙げた平野佳が、これで日米通算200セーブ(米大リーグでは8セーブ)を達成。お祝いの言葉を、と振られた吉田正は「精神的支柱だと思いますので、後ろを守れることをうれしく思います」と守護神を称えていた。

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