浦和麗明・吉川を7球団8人のスカウトが視察 9回1失点15Kも援護なく敗退

[ 2022年4月26日 05:30 ]

春季高校野球・埼玉大会2回戦   浦和麗明0―1市浦和 ( 2022年4月25日    大宮公園 )

直球とスライダーを軸に15三振を奪った吉川(撮影・柳内 遼平)
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 今秋ドラフト候補の浦和麗明の最速139キロ左腕・吉川悠斗(3年)は大宮公園で行われた市浦和戦で9回4安打1失点の好投も打線の援護なく0―1で敗れた。1メートル85の長身から繰り出す直球とスライダーを軸に15三振を奪い「最初の方は球が浮いてしまったが最後の方でまとまってきた」と振り返った。

 女子校から18年に男女共学となった同校に入学し、国公立大志望者が属する特選コースで勉強にも励む左腕を、この日は7球団8人のスカウトが視察。プロ入りも視野に入れ「直球の伸びと変化球の切れを出せるようにしたい」と成長を誓った吉川についてヤクルト・橿渕聡スカウトグループデスクも「左投手特有の角度が良い。変化球も腕が振れているから打者は対応が難しい」と高く評価した。(柳内 遼平)

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2022年4月26日のニュース